Synthesizer V2をDLsiteで購入して触ってみた感想【レビュー】

ずっと気になっていたSynthesizer Vがついにバージョン2になったとのことで、思わずポチってしまいました。

まだ触り始めたばかりですが、第一印象や使ってみて感じたことをざっくりまとめてみます。

Synthesizer V2を購入した理由

もともとボカロは持っていたんですが、去年試したV1の無料版が思った以上にリアルな声で歌ってくれて、「これは欲しい…!」となってました。

それ以来ずっと買い時を探していたんですが、先日ちょうどV2が登場。しかもDLsiteでボイスとセットで買うとお得になるセールが開催中。

「今しかない!」と思って、宮舞モカと合わせて19000円ぐらいで購入してしまいました。

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DLSiteでのSynthesizer V2の購入からインストールまで

DLsiteでの購入からインストールまでは簡単です。

まずは購入後に発行されるシリアル番号を控えておきます。

Dreamtonicsの公式サイトでアカウント登録後、マイアカウントページの「製品を追加」から控えたシリアル番号を入力します。

「Synthesizer V Studio 2 Pro」が登録製品一覧に追加されるので「ダウンロード」からインストーラーをダウンロードします。

インストーラーを起動して必要なファイルをインストールします。Cubaseでも使用するのでVST3とARAにチェックを入れています。

ARAプラグインとは?
「Audio Random Access」の略で、DAW上で設定しているテンポや再生位置の自動同期などが可能になります。ひと手間が減って便利なので特に理由がなければ入れておきましょう。

インストール後に右の「ライセンスパネル」アイコンをクリックして、ボイスをインストールします。

ボイスは、「Synthesizer V Studio 2 Pro」だと「Mai」、「Liam」、「Mo Xu」から1つ選択でき、数日ですがすべてお試しで使うことも可能です。

今回は「宮舞モカ AI 2」を合わせて購入したのでこちらメインで試していきます。

実際に使ってみた感想【宮舞モカV2もレビュー】

まだ触り始めたばかりですが、実際に使ってみて良かったポイントや、ちょっと戸惑ったところを簡単にまとめてみました。

声が自然

分かっていましたが、やっぱりかなり自然ですね…

ベタ打ちでも余裕で聴ける仕上がりで、「これはすごい…」と素直に感動しました。

最近40mPさんの「Melody in the sky」のオケを耳コピしていたので、そのデータを使って宮舞モカV2に歌わせてみました。

コンプとリバーブを少しかけただけで、パラメータは一切いじらずベタ打ちです。

▶️ Melody in the sky(Synthesizer V2 AI 宮舞モカ)音声デモ

AIリテイクが使いやすい

V2では「すべて」「タイミング」「ピッチ」「声色」の4種類のAIリテイク機能が用意されていて、ワンクリックでニュアンスの違うバージョンを自動生成してくれます。

「なんとなくしっくりこない…」という時でも、気軽に試せるのでかなり重宝しそうです。

下の動画は実際にAIリテイクを使った様子。リテイクした際に波形が変化しているのが確認できます。
レンダリング速度もV2で上がっているとのことで波形変化も高速です。

操作や設定が少しわかりにくい

基本的な操作は直感的ですが、意図しない動きになる場面もあり最初は少し試行錯誤しました。

公式のマニュアルページも、まだV2に対応していない部分が多くて……早めに更新されると嬉しいですね。

また、DAWのエディター操作とショートカットキーが全く違う部分も多いので、快適に使うには設定の見直しが必要になりそうです。

このあたりは今後、Cubase用のおすすめ設定もまとめてみようと思っています。

とはいえ、UI自体はかなり整理されていて見やすいので、慣れてくればスムーズに使えそうな印象でした。

まとめ

歌声のクオリティはもちろん、AIリテイク機能のおかげでかなり時短になりそうですね…

まだ少し慣れが必要な部分もありますが、アップデートが早いイメージがあるのでどんどん良くなっていくと思います。

気になっている方は、今がライブラリとセットでお得なのでオススメです!

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