「Synthesizer VのBasicとProって何が違うの?」「無料版でも使えるの?」という疑問ありませんか?
結論から言うと、商用利用・トラック数・DAW連携の制限が大きいため、Studio 2 Pro一択です。既にV1のStudio Proは廃盤になっており、無料のStudio Basicは商用利用禁止・3トラック制限と制約が大きいです。
この記事では各エディションの違いと、Proを買うべきかどうかを整理します。
Synthesizer V エディション一覧
Synthesizer Vのエディターは現在3種類あります。V2のStudio 2 Proが現行製品で、V1のStudio Proは販売終了、Studio Basic(V1)は今も無料で配布されています。
| 機能 | Studio 2 Pro | Studio Pro(V1) | Studio Basic(V1) |
|---|---|---|---|
| 価格 | ¥13,200 | 販売終了 | 無料 |
| 状態 | 現行製品 | 既存ユーザーは使用可 | 無料配布中 |
| トラック数 | 無制限 | 無制限 | 3トラック |
| AIリテイク | あり(強化版) | あり | なし |
| VST/AU対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| ボーカルスタイル | あり | あり | なし |
| 商用利用 | 可 | 可 | 不可 |
| 多言語対応 | 6言語 | 日英中等 | 非対応 |
2026年現在 Synthesizer Vを無料版で使うには?
無料でSynthesizer Vを使う方法は2つあります。
①Studio Basic(V1):期限なしで使える無料版
AHS公式サイトから無料でダウンロードできます。期限はなく、ずっと使い続けられます。
ただし使用許諾には「動作確認及び評価する目的にのみ使用可能」と明記されており、楽曲の商用利用(収益化・販売・広告など)は禁止です。また編集トラックは3つまでという機能制限もあります。
②Studio 2 Proの14日間トライアル(Studio 2 Pro全機能)
Studio 2 Proの全機能を14日間フルで使えるトライアル版もあります。AIリテイクやVST/AUも含めてすべて試せるので、「買う前に使い心地を確かめたい」という場合はこちらが最適です。
Studio BasicとStudio 2 Proの機能比較
Studio BasicとProの違いをまとめました。Basicは無料で使えますが、機能・用途ともに大きく制限されています。
| 機能 | Studio Basic(V1) | Studio 2 Pro |
|---|---|---|
| トラック数 | 最大3トラック | 無制限 |
| DAWプラグイン(VST/AU) | 非対応(スタンドアロンのみ) | 対応 |
| AIリテイク | なし | あり |
| ボーカルスタイル | なし | あり |
| レンダリングスレッド数 | 最大2コア固定 | 最大12コア |
| 多言語歌唱 | 非対応 | 対応 |
| 商用利用 | 不可 | 可 |
| Luaスクリプト拡張 | 非対応 | 対応 |
Pro版だけの機能:何が変わるのか
AIリテイク:歌い方をワンクリックで変えられる
AIリテイクは、ピッチや声色、タイミングのバリエーションをAIがランダムにリテイクしてくれる機能です。ボタンを押すたびに歌い方が変わるので、「もう少し自然に歌ってほしい」「感情をもっと出したい」という細かい調整が手軽にできます。
手動でパラメータをいじる必要がなくなるため、初心者でも人間らしい歌声に近づけやすいです。
実際にAIリテイクを使うと波形がこれだけ変化します。
DAWプラグイン(VST/AU)対応
Basic版はスタンドアロン起動のみで、DAWから直接呼び出せません。
具体的には「Synthesizer Vで歌声を作る → WAVで書き出す → DAWに貼り付ける」という手順が必要です。
Pro版ならVST/AUプラグインとしてDAW内で直接使えるので、テンポ同期・リアルタイムプレビューが可能になります。CubaseやLogicを使っている方には特に大きな差です。

ボーカルスタイル:歌い方の「個性」を選べる
Pro版では「Bright」「Heavy」「Rounded」「Soft」「Whispery」「Hoarse」といったボーカルスタイルを選択でき、それぞれをミックスして使えます。同じボイスDBでも歌い方の雰囲気ががらりと変わるので、曲調に合わせたセッティングができます。
Basic版はデフォルトのスタイルのみで、この切り替えができません。ボイスの表現幅が限られる分、単調に聞こえてしまうことがあります。

こんな人はProを買うべき
- CubaseやLogicなどDAWで音楽を作っている
- 歌声を商用利用したい(YouTube収益化・配信販売など)
- AIリテイクで調整の手間を省きたい
- 複数トラック(ハモリ・コーラス)を重ねて使いたい
- 日本語以外(英語・中国語など)でも歌わせたい
- とりあえず試したいだけで本格的に使う予定はない
- 個人で非商用の楽曲制作のみ(かつV1 Basicで満足できる範囲)
価格・購入方法
| 商品 | 価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| Studio 2 Pro(DL版) | 13,200円 | |
| Studio 2 Proスターターパック | 22,000円 | Pro + ボイスDB1本 |
| Studio 2 Proアップグレード版 | 7,700円 | AHS公式からアップグレード |
どうせ使い込むならボイスDBも必要になるので、スターターパックがコスパ的には優秀です。
まとめ
Synthesizer Vの「無料版 vs Pro」の状況を整理すると、2026年現在では以下のとおりです。
- Studio Basicは無料で使えるが、商用利用禁止・3トラック制限あり
- Pro版の最大の差は「AIリテイク」「VST/AU対応」「ボーカルスタイル」
- DAWで制作する・商用利用する・本格的に使い込むならProが必須
- まずは14日間トライアルで全機能を試してから判断するのがベスト
全機能使えるので、14日間色々試してみると楽しいですよ!
