DTMを始めてしばらくはヘッドフォンだけで作業していましたが、やっぱりスピーカーで聴かないとミックスの限界があると感じてモニタースピーカーを導入することにしました。今回はその経緯と、実際に使ってみた感想を書いていきます。
・一人暮らし・狭い部屋でも使えるスピーカーが欲しい
・MSP5 / HS5 / MSP3 で迷っている
モニタースピーカーを選ぶときの条件
一人暮らしのアパートなので、大音量は出せません。それを前提に3つの条件で探しました。
- 小音量でも解像度が高いこと
- デスクに収まるサイズであること
- 見た目がシンプルであること
フルパワーで鳴らせないのに音質にこだわりたいという矛盾した要求ですが、小音量での解像度は機種によってはっきり差が出るので重要視しました。
MSP5 / HS5 / MSP3 を比較してみた
最終的に候補は同じYamahaの3機種に絞られました。
| 機種 | 実売価格(1本) | サイズ(W×H×D) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| MSP5 Studio | 〜3万円台 | 179×279×208mm | フラット特性・業界定番 |
| HS5 | 〜2万円台 | 170×285×222mm | 白ワンポイント・おしゃれ |
| MSP3 | 〜1.5万円台 | 144×236×167mm | コンパクト・入門向け |
音質で選ぶならMSP5、見た目にもこだわりたいならHS5、スペースが限られているならMSP3という印象でした。
MSP5 Studioに決めた理由
サウンドハウスの試聴比較を聴いた感じだと、MSP5が一番聴き疲れしない自然なサウンドに感じました。小音量でも各楽器がはっきり聴こえるフラットな特性が、DTMのモニタリング用途にちょうど合っていると判断しました。
サイズはデスクにギリギリ乗るかどうかという感じでしたが、どうせ買うなら音質重視でということでMSP5に決定しました。
メルカリで中古を購入
新品だとペアで6万円台するところ、メルカリで「購入後ほぼ未使用」の出品を見つけて25,000円で購入しました。状態も見た目もほぼ新品同様でした。
接続・設置
当時使っていたオーディオインターフェースUR22の出力(TRS)とMSP5の入力(XLR)を、XLR(オス)〜TRSフォンケーブルで接続しました。合わせてインシュレーターも設置して振動の伝わりを抑えています。
実際に使ってみた感想
設置してすぐ気づいたのは、ヘッドフォンでは聴こえていなかった低域のもたつきや、定位のあいまいさが一気に見えるようになったことです。ミックスの粗が出やすくなった分、修正しやすくもなりました。
小音量での解像度については期待通りで、夜中の小さい音量でも各パートの分離がきちんと聴き取れます。これはヘッドフォンとの大きな違いでした。
- 小音量でも解像度が高く、夜間でも使いやすい
- フラット特性でミックスの粗が見つけやすい
- スピーカーを耳の高さに合わせないと定位がズレる
- サイズがギリギリで、デスク上の圧迫感はある
【2026年視点】今あらためて選ぶなら?
MSP5 Studioはすでに廃番になっています。新品では入手できないので、今から買うなら中古一択になります。それでも中古市場にはまだ出回っているので、状態の良い個体を探せば選択肢としては十分ありだと思っています。
ちなみに2026年現在も同じMSP5をずっと使い続けています。特に不満もなく、買い替えの理由が見当たらないというのが正直なところです。
もし今から新品で探すなら、ADAM AudioのD3Vが候補になると思います。コンパクトで音質も良く、見た目もスタイリッシュなので今の自分が選ぶとしたらこれにしていたかもしれません。
まとめ
中古で定価の半額以下で入手できたこともあり、満足度はかなり高いです。DTMのモニタリング用途として、特に狭い部屋・小音量環境での使用にMSP5はよくマッチしていると思います。
迷っている方への簡単な結論としては、音質重視ならMSP5、とにかくコンパクトに収めたいならMSP3という選び方でした。今から新品で探すなら、ADAM AudioのD3Vが価格・音質・デザインのバランスが良くておすすめだと思っています。
